西鉄小郡駅近くのスポーツジム サークルフィットネスです!
今回は三大栄養素の一つである「脂質」について少し説明をします。
「脂質」というとカロリーが高く、太ってしまうというイメージの方も多いと思います。
「脂質」は1g当たり9kcalと三大栄養素の中で特に高いエネルギーを生み出せるのが大きな特徴で、それ以外にも細胞膜や血液の材料としても重要な働きをします。
「脂質」と言っても、いろいろと種類もありそれぞれの働きに特徴もあります。
決して一概に脂質が悪いということはなく、不足するとエネルギー不足になりやすく、「疲れが溜まりやすい」「やる気が出ない」「肌荒れ」などを引き起こします。
逆に摂取し過ぎるとエネルギー過多となりご存知の通り肥満に繋がってしまいます。
肥満自体は病気ではありませんが、生活習慣病の原因となる可能性がありますし、カッコいい身体になるためにも肥満は避けたいところだと思いますので、1日に摂取するエネルギーのうち脂質で摂る割合としては、若い方で「20~30%」、30歳を超え年齢が上がってくるにしたがってエネルギー過多になりやすいので摂取量は控えめに抑えるようにしましょう。
脂肪酸の種類として結合の仕方で「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に分かれます。
「飽和脂肪酸」は肉類に多く含まれており、健康に悪影響を与える可能性があるので摂りすぎには注意が必要です。
逆に「不飽和脂肪酸」は積極的に摂取したいところです。
「不飽和脂肪酸」の中でも「一価不飽和脂肪酸」(オレイン酸)や「n-3系多価不飽和脂肪酸」(DHAやEPAなど)は悪玉コレステロールの抑制や生活習慣病の予防やアレルギー疾患の抑制などの効果が期待できます。
食材としては「一価不飽和脂肪酸」はオリーブオイルやマカダミアナッツなどに多く含まれており、「n-3系多価不飽和脂肪酸」は魚に多く含まれていますので、1日1食は魚料理を食べる事で摂取比率をよくすることが出来ます。
脂質は身体の成長や健康維持に必要な栄養素ですが、摂取する量や食べ物の種類に気を付けてみて下さい。
食の欧米化もあり、摂りすぎに注意したい「飽和脂肪酸」は日頃から肉や揚げ物を摂取する機会が増え、本来摂取したい「不飽和脂肪酸」は脂質はなかなか意識しないと摂取することがなくなりました。
毎度言っておりますが、身体は口にしたものを材料としてつくられます!
好きなものを食べる事は悪いことではありませんが、身体を健康に維持するためにも今一度食事内容を見直してみてはいかがでしょうか??
日頃の食事の見直しに少しでもお役に立てばと思います!
また定期的に投稿していこうと思いますので、宜しくお願いいたします!
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